「最近、お酒を飲まないのに脂肪肝と診断された」
「健康診断で肝機能の数値が気になる」
そんな方、実は増えています。
脂肪肝は、放っておくと糖尿病や心臓病、がんなどのリスクも上がる、“沈黙の病”。
でもご安心ください。
脂肪肝を防ぐ方法と、治す方法は同じ。
今日から始められる習慣で、肝臓を20代のように元気に戻しましょう。
肝臓は、健康の「肝(かなめ)」
肝臓は体の中でとても重要な役割を果たしています。
- 代謝(エネルギーの生産・貯蔵)
- 解毒(アルコールや薬、老廃物の分解)
- 免疫(体内の防衛機能)
この3つを担う臓器だからこそ、「肝心かなめ」と言われるのです。
脂肪肝、3人に1人が予備軍!しかも痩せていてもなる?
日本人の約3人に1人が脂肪肝と言われています。
驚くことに、そのうち3割は肥満ではなく、
さらに、お酒を飲まない「非アルコール性脂肪肝(NAFLD)」が急増中。
無症状でも進行すれば「肝硬変」や「肝臓がん」の原因にも。
脂肪肝を治すと、他の病気も予防できる!
- 糖尿病
- 心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患
- 一部のがん(特に肝臓がん)
これらのリスクをまとめて下げられるなら、治す意味は大きいですよね。
甘い飲み物が、肝臓を壊す最大の「毒」
肝臓にとって一番の敵は加糖飲料(糖分入りの飲み物)。
☠️こんな飲み物は控えましょう:
- 清涼飲料水(炭酸ジュースなど)
- 野菜ジュース(市販品は糖分が多い)
- 自作のスムージー・ジュース
- スポーツドリンク
👉 果物は“そのまま”食べるのが◎
肝臓をいたわる「7つの習慣」
今日から始められる、脂肪肝予防と改善のコツです。
- 毎日体重をはかって記録する
→ 減量の小さな変化に気づける - 飲み物は「水・お茶・ブラックコーヒー」
→ ノンカロリー飲料で肝臓に優しい - ごはんの量を「半分」に
→ 糖質を減らして脂肪肝改善 - 野菜の量は「今の2倍」に
→ 食物繊維で血糖・脂質をコントロール - 大豆・魚・鶏を積極的にとる
→ 良質なたんぱく質で代謝アップ - 「超加工食品」を減らす
→ ハム・ウインナー・冷凍食品・菓子パンなどは控えめに - 1日10分以上の運動を習慣に
→ ウォーキングや階段の昇降からでもOK!
参考動画(医師による解説)
📺 【脂肪肝】あなたの肝臓、20代に戻せますか?
(YouTube/「医師が解説」シリーズ)
最後に:沈黙の臓器だからこそ、先手で守る
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、痛みなどのサインが出にくい分、気づいたときには手遅れということも…。
でも、脂肪肝は生活習慣でちゃんと戻せる臓器です。
無理なくできることから始めて、
20代のような元気な肝臓を、一緒に取り戻しましょう!
コメント